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2022年2月17日 木曜日

顎の形態と機能の発達

動物や人間の赤ちゃんは、形態と機能が未熟なまま生まれてきます。
人は特に未熟度が大きく、生まれたばかりの赤ちゃんには歯がなく、発音も出来ず、嚥下(飲み込み)も不完全で、おっぱいさえ飲めればいいという状況です。
その後、歯が生え離乳食が始まり、しっかり噛むことを覚え、筋肉も骨格も発達を始め形態と機能は成長と共に環境因子に影響を受けながら完成します。

しっかり噛んで食べている子と柔らかい物ばかり食べている子は顎の形態と機能の発育に差がでてきてしまい、後に歯並びへ大きな影響を与えます。

しっかり噛む事とは・・・
固い物を食べるというよりは、噛む回数を増やす事を意識すれば良いのです。
当医院では離乳食を始められたお子様をお持ちの保護者様へ、咀嚼に関するお話も交えた簡単な食育の話をさせていただいています。
「咀嚼率アップ間違えなし!!」のお話を皆様に聞いて頂けたらいいな。と思っています。

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL