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2017年12月27日 水曜日

奥歯期(1歳殻~2歳頃)パートⅢ

本日は、「奥歯期」についてお話させて頂きます。
前歯期からしばらくすると、奥歯が萌出します。奥歯を使って噛めるようになる時期を「奥歯期」と言います。
奥歯が萌出し、咀嚼が出来るようになると歯根膜を通じて食べ物の硬さや柔らかさ、大きい、小さいと言うことが認識出来るようになります。
この時期は、噛む力や咀嚼のリズムを身に着けることがとても大事な時期になりますのでお子様が、食べ物を口に入れたらゆっくりと噛んで咀嚼する時間を与えて下さい。
お子様にとっては、リズムを掴むのに多少の時間が必要になります。 お子様の脳と口で情報の伝達が行われ、噛む力の強弱、咀嚼のリズムなど舌の使い方などの訓練になる時間です。

この時期は、口の中にたくさんの食べ物を押し込まず十分に噛み、咀嚼できるように練習することで脳にも良い記憶としてインプットされ、その後の歯の育成にも良い影響を与えることが出来るようになります。 食べ方の注意は、口唇を閉じて噛むこと。口に入れた食べ物が見えないような食べ方をしているか、早食いや口の中に食べ物が残っているのに飲み物などで流して飲み込んでいないかに注意して見てあげて下さい。

以上の点に注意しお子さんの食べ方に注意深く気を配って頂きますと3歳になる頃には、正しい噛み方、咀嚼し飲み込む方法の基本が学べることでしょう。 お子様の歯の育成についてご相談、ご質問などありましたらいつでもご連絡お待ちしております。 本年は、大変お世話になりありがとうございました。次回は来年早々の更新とさせて頂きたいと思います。
引き続きご愛読お願いいたします。 来年度も皆様の健やかな歯の健康に尽力させて頂けますよう願っております。                                                                      

レイ歯科矯正歯科  新保  礼子                                                                          

投稿者 レイ歯科・矯正歯科 | 記事URL